太陽電池の出力性能を正確に評価するためには、性能の高いソーラシミュレータを使用するとともに、それ以上に最適な基準太陽電池セルを用いることが重要です。基準太陽電池セルはソーラシミュレータの放射照度を設定するためのデバイスで、測定対象と同等の相対分光感度特性や光学特性、及び性能安定性の確保等が求められ、その設計・製作には非常に高度な技術が必要です。また、当然、信頼性の高い高精度な校正(値付け)が必須となります。石川産業が提供する基準太陽電池セルには、テュフラインランドジャパンの校正証明書が標準として添付されます。テュフ ラインランド ジャパンは、ISO/IEC 17025 認定を取得しており、二次校正サービスが提供可能な国内で唯一の認定校正事業者です。発行されるILAC-MRA*認定ロゴマーク付校正証明書は、国際標準へのトレーサビリティーが確保された校正事業者による信頼性の高い校正結果であることを証明しています。
*ILAC: 国際試験所認定協力機構、MRA: 相互承認取決